HOKKAIDO SHINKANSEN

about 北海道新幹線について

H5系車両について

H5系ができるまで

人の手と最新の技術でつくられる安心と信頼

新幹線車両は、大きく分けると「設計」→「構体製作・組立」→「塗装」→「艤装」→「台車入れ作業」→「完成検査」→「機能試験」→「構内走行」という工程を経て、製造されます。H5系は、川崎重工業株式会社と株式会社日立製作所で製造されています。ここでは、川崎重工業 兵庫工場での製作過程を紹介します。

01
構体製作・組立

車体の基礎となる骨組みや壁などを総称して「構体」と呼びます。 新幹線は、屋根の部分、両側面の部分、前後両端の部分、床(土台)の部分の6面を結合することで「構体」が出来上がります。

まずは、構体を構成するパーツの製作。こちらは「側構体(がわこうたい)」と呼ばれる構体の側面の部分です。長尺な形材(かたざい)を自動溶接して組み立てます。側構体に取り付けする室内部品は、できるだけこの段階で精度よく取り付けします。

こちらは「台枠」と呼ばれる部分。これが構体の土台になります。写真は、先頭車の台枠です。台枠製作は、溶接品質向上のために自動溶接が適用されており、寸法精度にも十分留意して製作されています。

先頭車両のノーズ部は、精密に曲げ加工された外板を「構体」の骨組みにあわせて溶接します。高度な溶接技術や加工技術によって、美しい車両の曲線が生まれます。

車体はアルミ製なので、そのままでは腐食が進行してしまいます。それを極力抑えるために施されるのが「さび止め塗装」で、構体完成後すぐに行います。さび止め塗装されたH5系は、朱色に染まっていました。

ノーズ部の内側も朱色に塗られています。

PAGE TOP

02
塗装

さび止め塗装後、いよいよ本格的な塗装が始まります。
塗装は1両ずつ行い、基本的に1両あたり9日かけて仕上げます。

塗装が完成したH5系。ピカピカです!

PAGE TOP

03
艤装

室内や床下に配管・電気配線・部品などを取り付ける作業を「艤装(ぎそう)」と言います。
車両は、多くの配管や電気配線で構成されており、慎重に作業が進められます。

たくさんの配管・配線が張り巡らされている車両。

PAGE TOP

04
台車入れ作業

台車は、車両が走行するための重要な装置です。
まずは、車体をリフティングジャッキで持ち上げます。そして、持ち上げた車体の下へ台車を移動させます。その後、ゆっくりと車体を降ろして台車を組み込みます。

これがH5系の台車です。

これから台車が組み込まれるH5系

いよいよ台車入れ作業の開始。

大きな台車を連携のとれた作業で車体へ取り付けていました。

PAGE TOP

05
完成検査

車両の設備や機器について、機能が適合しているか、出来映えがどうかを厳密に検査します。

H5系の普通車。ヘッドレストや床にはビニールがかかっています。

細かいところでまで、入念にチェックを実施。

PAGE TOP

06
機能試験・構内走行

車両を連結させて構内をテスト走行し、車両の走行や機器の動作について、最終的なチェックを行います。

いざ、構内テスト走行へ!

工場構内をゆっくりと走行するH5系。
構内でのテスト走行を繰り返し行って機能を確認した後、いよいよ工場から搬出されます。

PAGE TOP